人工授精」と「体外受精」の違いすら解ってないくらい、
本当に無知で何も知らなくて初診に行きました。

それが良かったんだろうと思える事、1つだけ思いつきます。それは
何の抵抗も無く、顕微授精で治療を始めれた」です。

何回、タイミング療法人工授精を続けて、
いつから大金の掛かかる体外受精を試してみるか、
皆さん、悩んで葛藤してらっしゃいますね。
不妊治療をステップで考えると、顕微授精って最後のステップくらい?
だから、そこまでしてって考える方もいるのだと思います。

うちの場合、最初から
  1. 顕微授精で妊娠・出産する
  2. 子供を持つことを諦める
の二択だったので、顕微授精を始めることに、
「そこまでの治療をしないといけないんだろうか」とか
悩んで考える必要がなかったんですね
ステップアップが「諦める」しかないんですから 

旦那ちゃんも、全く知識なかったので、クリニックに通ってる人は
全員「体外・顕微授精をしてる人」と思ってるようでした
だから顕微授精に抵抗も無かったのでしょう・・・。

他のご夫婦のように「そこまでの治療をする・しない」の
壮絶な話し合い(←勝手な妄想でしょうか)は無かったです。
夫婦で相談する前に、初診で私が勝手に
顕微授精してください」と、口走ってましたしね 


旦那ちゃんの血液検査を予約する時、
「必要な検査なのか、受付で確認してから予約してね」
と、旦那ちゃんを受付に送り出し、私は待合で待ってました。
そして旦那ちゃんが戻ってきたのですが・・・
顕微する人は絶対に受けなきゃ駄目なんだって~
と、立った状態で、座ってる私に話しかけてきました

注目を引く声の大きさではないですが
周りに座ってる人には聞こえたと思います。
うちら夫婦が顕微授精するって宣伝しなくても

旦那ちゃんは、先にも書いたように
「周りの人も皆、体外・顕微授精する人」って思ってたようで
その台詞がそんなに特殊な事とは思わなかったようです

「タイミングを見てもらう為だけに通院してる人も居るんだからねっ」
って言うと、「そうだったか!」と、納得したようでした。
「顕微授精する人は」って段階で、
他の方も居るって気がつかなかった?とも思いますが

無知で幸せって事もあるもんですね